ROOTのユーティリティー:TUtilクラスを配布します。
最新版は v0.7.3_20151014、
安定版(?)は、v0.6.1_20140527 です。
簡単な紹介・使い方などは
ROOT v5.26以降を推奨(v5.34でテストされています)。
またそれ以前のバージョンにおいても、TUtil::init_colorTableでの色指定で、
kSpring/kAruze/kOrangeを含む箇所をコメントアウトすることによってv5.13, v5.14でも利用する事ができます。
v5.12ではTUtil::init_colorTableのvector<int>あたりで文句を言われます。
それ未満のバージョンは基本的に試していません。
動かない場合はソースコードを適当に書き換えて使ってください
(m_colorTable関連を全てint型の配列などに置き換えれば済むような気がします)。
v0.7.3 | 20151014 |
標準パレットを新しいレインボーマップにした(palette: 55)
TPaveStats 関連処理のバグを修正
他、パレット変更の下準備、カラーマップなど
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v0.7.2 | ---------- |
skeletonDraw内の obj 変数を void*型 から TNamed*型へ変更
gPad->SetGridx/y を gStyle->SetPadGridX/Y に置き換えた
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v0.7.1 | ---------- |
TPaveStats のアライメント, "sames" オプションに対応
SetPaveStatsHeightメソッドを追加
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v0.7.0 | 20150420 |
GetLastObjectメソッドを追加
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v0.6.1 | 20140527 |
gStyle->SetPadTrickX/Y(1) を init_style() に追加
コンタクトアドレスを変更
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v0.6.0 | 20120615 |
ViewHistsメソッドを、draw, log-scaleオプションを扱える様に変更
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v0.5.3 | 20101227 |
init_style()内にて、緑(3), 黄色(5)の色の定義を調整
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v0.5.2 | 20100530 |
init_style()にgStyle->SetNumberContours(100)を追加
空のヒストグラムに対しFittingを行った時に起こる問題を修正
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v0.5.1 | |
SetCanvas(...)を追加、外部からのCanvasの取り扱いに対応
GetPadTotNum()を追加
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v0.5.0 | 20090922 |
PDFファイルの直接出力に仮対応(ベータ扱い)
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v0.4.2 | 20090425 |
新しいg++でも問題なく動くように細かな修正
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v0.4.1 | 20090424 |
TUtil::DrawNormalizedメソッドを追加
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v0.4.0 | 20090424 |
出力ファイルの是非をコンストラクタで指定できるようにした。
(モニタリング、DAQソフトウェア対策)
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v0.3.3 | 20090424 |
重ね書き時の線種を指定するTUtil::SetStyleTableメソッドを追加
特定の環境で警告が出る、char* を const char* に変更
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v0.3.2 | 20090208 |
出力ROOTファイルをアクティブにするTUtil::ReOpen()を追加
init_style()にgStyle->SetFrameFillColor(0)を追加(v5.22/00対策)
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v0.3.1 | 20081018 |
CINT(interactive/macro)の妙な挙動(bug?)に対する処理を追加
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v0.3.0 | 20081010 |
TUtil::Draw で TProfile も扱えるようにした。
デストラクタ内での描画オブジェクトのクリアを除去
TUtil::(Get)Version を static にした。
インクルードするヘッダーファイルに TMath.h を追加
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v0.2.7 | 20080617 |
重ね描きのオプションが有効かどうかチェックするようにした。
重ね描き時の処理を改善
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v0.2.6 | 20080616 |
TUtil::NewTGraphAsymmErrorsメソッドを追加
デストラクタでCloneしたオブジェクトを消すタイミングを修正
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v0.2.5 | 20080612 |
デフォルトで出力する*.ps, *.rootファイル名が既に存在する場合、リネームして残すようにした。 |
v0.2.4 | 20080612 |
最後にCloneしたオブジェクトを消し忘れていたのを修正 |
v0.2.3 | 20080609 |
bool m_applyColorToFirstDrawとそのSetterメソッドを追加
重ね書き時の色の処理を改良
引数の描画オブジェクトの確認を行うコードを追加
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v0.2.2 | 20080606 |
TUtil::Fit( ..., TF1* ... ) のフィット結果が描画されない問題を修正 |
v0.2.1 | 20080605 |
Drawメソッドをさらに改良(特にTUtil::Fit周り)
SetPadNumXYを改善
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v0.2.0 | 20080603 |
Drawするオブジェクトの取り扱いを変更(Cloneを生成/制御)
TUtil::Draw(TTree... )の実装と仕様を変更
m_colorTableまわりのバグを修正
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v0.1.7 | 20080529 |
再定義を防止する機構を実装(#define TUtil_h)
private を protected に変更
extractor に const を追加
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v0.1.6 | 20080301 |
TFile::Clear()をWrite()の後に追加 |
v0.1.5b | 20080226 |
TGraph/TGraphErrorsの取り扱いを変更 |
v0.1.5a | 20080221 |
NewTGraph(Errors)の内部処理を変更(skeletonNewTGraphを追加)
NewTGraph(Errors)で作ったTGraphオブジェクトはROOTファイルに出力されるように処理を追加
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v0.1.4 | 20070817 |
描画領域周りが赤枠になる問題を解決(ナカヤ君に感謝)
NewTGraphとNewTGraphErrorsを改善
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v0.1.3 | 20070728 |
DrawとFitの内部処理を変更(skeletonDrawを改良)
Draw(TTree*)を追加
ViewHistsを追加
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v0.1.2 | |
UpdateとCdPadの改良
SetPadNum, SetPadNumX, SetPadNumYとSetPadNumXYを追加
Drawの内部処理を変更(skeletonDrawを追加)
一時的に(?)ClassDef/ClassImpを除去
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v0.1.1 | 20070713? |
NewTGraphErrorsとDraw(TGraph*)を追加
ClassDef/ClassImpと純粋化したデストラクタを追加
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v0.1.0 | 20070701 |
First release |
rootlogon/rootlogoff.C : TUtilクラスを用いたrootlogon/rootlogoffの簡単な例(おまけ)