HEPtech : テキスト形式のデータの読み込み

＜テキスト形式のデータの読み込み＞

　ROOTでのテキスト形式からのデータの読み込みついて説明します。

　例として、以下のように２列の数字がフィルされたsample.datというASCIIファイルがあったとします。数字間の区切り（セパレーター）はスペースかタブ文字にしてください。

0.2   2.4
4.7   8.5
2.3   9.1
...

このようなデータから以下のようにしてTTreeを作成します。

TTree* t=new TTree("treeName","treeTitle");
t->ReadFile("sample.dat","x/F:y");
t->Draw("y:x","y<20.");

２行目の"x/F:y"は、２列の数字をfloat型(F)でそれぞれ変数x、yとして読み込めという意味です。以降、ここで指定した変数名でそれぞれのデータを扱う事ができます。前者と同じ型である場合、以降の型指定は省略できます。変数間はコロン(:)で仕切り、３つ以上を指定する事もできます。

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	＜テキスト形式のデータの読み込み＞　ROOTでのテキスト形式からのデータの読み込みついて説明します。　例として、以下のように２列の数字がフィルされたsample.datというASCIIファイルがあったとします。数字間の区切り（セパレーター）はスペースかタブ文字にしてください。 0.2 2.4 4.7 8.5 2.3 9.1 ... このようなデータから以下のようにしてTTreeを作成します。 TTree* t=new TTree("treeName","treeTitle"); t->ReadFile("sample.dat","x/F:y"); t->Draw("y:x","y<20."); ２行目の"x/F:y"は、２列の数字をfloat型(F)でそれぞれ変数x、yとして読み込めという意味です。以降、ここで指定した変数名でそれぞれのデータを扱う事ができます。前者と同じ型である場合、以降の型指定は省略できます。変数間はコロン(:)で仕切り、３つ以上を指定する事もできます。
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