＜.xinitrcの設定＞

　ここでは、.xinitrcの設定について説明します。

　初期設定では、X11を起動した時にはxtermが開きますが、 しかしターミナルを常用している人にとっては、xtermは不要かと思います。 X11起動時のシステム全体の設定は、"/etc/X11/xinit/xinitrc"にあります。 .ssh/configの時と同様にターミナルから"cp /etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc"などとしてコピーします。 このコピーした.xinitrcについて説明します。

　前半部分ではX11の設定ファイルXresources/Xmodmapの読み込みを行っています。 ホームディレクトリに適切な.Xresourcesを置く事で、X11で表示されるemacsやxtermの各種設定（色、カーソル、スクロールバーなど）ができます。 後半部分でX11起動時に呼び出すプログラムを設定しています。 ここにxtermが設定してあるため、X11起動時にxtermが開く訳です。 私はxtermをコメントアウトして、代わりに/opt/local/bin/gkrellm（システムモニタ）を呼ぶようにしています。 最終行ではWindow Managerを呼んでいて、quartz-wmというのは他のウィンドウと同様のMacっぽいウィンドウになります。 例えばこれをデフォルトで入っているtwmなどに変更する事で、X11で開くウィンドウの外観を帰る事もできる事はできます。 。。。まぁ、触る必要は無いでしょう。