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<MacOSX的常識>

 Windowsしか使った事がない人のために、幾つかMacOSXの基本を説明します。

 基本的なアプリケーションは画面下側のDockから呼び出す事ができます。 DockにないアプリケーションはApplicationフォルダ(WindowsでいうProgram Files)にあります。 Windowsで言うエクスプローラはMacOSXではFinderに相当します。 FinderはDockの顔型アイコンをクリックすればウィンドウが開きます。 ウィンドウ左側にアプリケーション・フォルダへのショートカットがあります。

 次にMacOSXのキーボード操作について。(初期設定時) 前述しましたが、英字入力と日本語入力の切り替えは『Cmd + Space』で行います。 [Cmd]キーはリンゴの絵が書いてあるキーで、英字キーボードの場合スペースキーの両隣にあります。 『Cmd + Tab』でアプリケーションの切り替えを行う事ができます。 いわゆるデスクトップ検索のSpotlightの呼び出しは『Controll + Space』です。 Cmd + W / Cmd + Qは、現在アクティブなウィンドウ/アプリケーションを閉じます。 (Vistaの3Dフ○ップの元ネタと言われる)Exposeによるウィンドウ一覧の表示は、 全てのウィンドウ/アクティブなアプリケーションについてそれぞれF9とF10、ついでにデスクトップの表示はF11です。 カット、コピー、ペーストやアンドゥは『Cmd + X/C/V/Z』で、 WindowsのContollキーをCmdキーと思えばMacOSXでも同様です。 さらに、Cocoaアプリケーションと呼ばれるMacOSXの多くのアプリケーションは、 Emacsの多くのキーバインドをそのまま用いる事ができることができ、 Linux環境でエディタとしてEmacsを用いている人には嬉しい仕様になっています。

 最近でこそ、Windowsにもウィンドウを閉じる/最小化してもタスクバーに常駐する物もありますが、 MacOSXではウィンドウを閉じる事とアプリケーションを終了する事は別の操作です。 ウィンドウを閉じても、アプリケーション自体を終了しない限り背後で動いています。 これがちょうどCmd + W/Qの関係に対応しています。

 最後にランチャーとしてABCLaunchをオススメしておきます。 このソフトは『Cmd + F11』(初期設定)で呼び出して、 数文字を打ち込むだけでアプリケーション/ファイル等を呼び出す事ができるコマンドライン・ランチャーです。 これがあれば、逐一アプリケーションフォルダを開いたり、 Dockに無数のアプリケーションを登録する必要はありません。
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